トークイベント終了のご報告。─『Cafeのリアル─ 現役カフェ店長と大いに対話!』R2年11.29(日)開催

皆さま、こんにちは。
とうとう師走。色々あったこの1年も、最後の月に入りました。

早速ですが、11月29日に開催したトークイベント『Cafeのリアル ─ 現役カフェ店長と大いに対話!』について、ご報告いたします。
このイベントへの参加募集について、新聞等の広告には載せませんでした。
毎年度、近隣の商工会議所が持ち回りで開催している「創業スクール」の、2020受講生を中心に参加を募りました。
というのも、今回の内容の最大の売りは、“リアル=現実”。
夢を描いてカフェなどの飲食店を開くのはもちろん大切。でも、もっと大切なのは、
「夢だけで始めてしまわないこと」、「継続させられること」。

そこで、この諏訪地域で飲食業・カフェ経営14年の現役カフェ店長さんにお越しいただき、創業・起業を考えていらっしゃる参加者からの「本当に聞きたかったリアルなところ」の質問に、バンバン答えていただきました。

 

講師を務めていただいた諏訪市のBlue Line Garage Cafe 18の増沢店長は、冒頭のご自身のお話は15分そこそこ。残りの時間をすべて質疑応答に使ってくださいました!

県内外から集まってくださった14名の参加者から出された、合計14の質問。
すべての質問に対して真摯に、ご自身のノウハウと経験をもって答えてくださり、静かな熱気に包まれたまま、終了の時刻を迎えました。

終了後も「直接増沢さんと話したい、悩みを相談したい」という方々が続々といらっしゃり、すべて終了したのは閉会から、更に1時間以上も後でした。
他方、創業スクール生のご参加が多く、終了後はあちらこちらから同級会のような明るく和やかな笑い声が聞こえてきて、とても良いムードでした。

今回、私が最も印象に残ったお話は、「コロナ時の対応」でした。

今年の4月、諏訪地方にもコロナ感染者の情報が流れ、一気にお客さんが来なくなったとき。
選択肢は2つ。「閉める」か「続ける」か。
ただ、いつまで続くか分からないコロナに対して店を閉めてしまったら、『逆に、再開できるタイミングっていつ?』と考えられたこと。
お店を休むという判断はあり得ないと、テイクアウト用のメニューを新しく考案。新たなドリンクメニューも含めて、数十種類以上を提供しました。

その時お話されていた言葉を、まとめさせていただきました。

「どんな時でも、お店が頑張らなきゃだめだよね。まず自分たちが頑張って、工夫をして、常に一歩先を考えよう。感染対策とか、当たり前にやることは当たり前で、ごく普通。こんな状況下でも、工夫をして楽しめること、面白さを考え出していく人たちが必ずいる。
もちろん自分を含めてだけど、自分の存在理由のためにも、一歩先を考えてやっていって欲しいなと思います。それぞれの人生経験が、新しい発想を生んでくれる。それが重要だと思います」

講師の増沢さん、ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

講師を務めてくださった増沢さんのカフェ
Blue Line Garage Cafe 18

https://www.facebook.com/bluelinegaragecafe/

 

 

最後に、参加者の中にコワーキングスペースTsunaguの会員さんで“グラフィックレコーダー”をされている方がおり、冒頭の部分をグラレコでまとめて下さいましたので、掲載させていただきます。

森のくじら舎グラフィッカー   ➡