’24 初春~会員さんの活躍

皆さま、こんにちは。桜が咲くのでは?と思うほど暖かい日の多かった2月を過ぎ、下旬からはドカ雪が降ったり気温が上がらず曇りの日が多かったりと、冬らしい雪景色が広がりました。

ただ、会員さんはどの季節であっても皆様それぞれがお仕事に邁進中です!!
まずは2月26日のNHK「クローズアップ現代」に、当会員さんが勤める企業が取り上げられました。クローズアップ現代_20240226放送分バナークローズアップ現代_20240226放送分01『スタートアップ企業は日本経済の起爆剤となるか?革新的ビジネスの光と影』という内容の後半部分にご登場。社会的意義と高い志のもとに起業、ただ資金繰りのためには想いの強さだけでなく、投資家たちが納得のゆく形…実現可能な前提の数値目標やそれを裏付ける会社内部の実態を見せ、納得していただかなければ投資は成りません。そんな理想と厳しい現実の対比がリアルに映し出されていました。
ベンチャー、スタートアップ企業といえば、昨今当たり前のように大学生が在学中に立ち上げ、挑戦しています。高校生や中学生の起業家も珍しくなくなってきました。ただ、そこに必要なのは【世界とも戦う覚悟を持った一人ひとりの強さ、そして航海地図なき海を進む企業としての強さ】だと感じました。

そして、他会員さんも地元新聞社の取材が立て続けにありました。

まずは、農家さんから出てしまう「形が不揃い、傷がある」等の理由だけで出荷できない野菜たちをトラックに積み、介護施設や地域の食品工場、お惣菜店、そして山間地や介護が理由での買い物困難者にまでお届けしている…そんな女性がいらっしゃいます。
地に足のついた着実なところで「人が困っている、必要としていること」の直接的解決のために、日々走り回ってらっしゃいます。
「だって、困っている人の声を聞いちゃったらやらないわけにいかないもんね!」と力強い声でお話してくださいました。長野日報取材_20240304_加工02

捨てられる運命だった野菜たち

また、地域おこし協力隊の退任を間近に控えた塚西隊員の元にも新聞やラジオの取材が。市民新聞_取材_240307_01未来をTsunagu webセミナー#3『農業体験記』についての新聞取材では、いとう農園のけい子さんやスタッフさんがご協力くださいました。
この4年間、公共施設すわっチャオにて地道な活動を最後まで続け、そして諏訪の地で開業をされる塚西隊員。その地道な活動の中で、Tsunagu会員をはじめ確実に多方面で人との信頼関係を築き、すでに本格開業前から多数のお客さんが訪れています。
市民新聞_取材_240307_02「影響力・お金を持ちたい」「自分の力で世に認められたい」等を原動力に山頂を目指し、突進するように道を選んでゆく方もいらっしゃいます。
一方で、「自分が人に、社会にできることって何だろう。それは必要とされていて、自分はそれで幸せなんだろうか」と、模索しながら未開の雑木林の中を分け進んでいかれる方もいます。
また、「挑戦する勇気」が必要だった方と、「いつの間にか仕事になってた」という方…。
正解はなく、『自分のみぞ知る、歩いた後の道』を他人がどう評価するか。同時にそれは、自己の評価とはまったく異なるのかもしれませんね。
Tsunaguは今後も皆様のお仕事を応援し続けていきます。