講演会のご報告『シニア世代のプチ起業』6/30(日)

皆さま、こんにちは。
6月30日(日)午後1時30分~3時00分、すわっチャオの会議室にて「令和6年度 創業機運醸成事業講演会」『シニア世代のプチ起業~マイペース開業で片づけのプロに』を開催しました。
諏訪商工会議所と諏訪市が主催、コワーキングスペースTsunaguが企画した講演会です。

講師は、2018年に「事務業務改善コンサルタント」として地元・岡谷市で起業された「CUBE(キューブ)」代表、うえむら智子さん。数年前からTsunagu会員でもあります。
【CUBEホームページ】
https://jimugyoumukaizenn.jimdofree.com/

今回は、第1部が「講演会」、第2部が「手づくり体験会」という二部構成で開催。
当事業の目的は、“起業・創業の機運を高めること”。もちろん講演会でのお話も大切ですが、加えて『起業してどんな夢・コトを形にできているのか』を参加者が体験することも、その目的に適うと思い企画しました。
今回は、講演会の内容を概略でお伝えします。

【第1部 講演会】
「介護離職」─これまで総務、労務、経理、生産管理などを経験してきたうえむらさん。わずかな期間のうちに家族2人の介護をしなければならなくなり、やむなく仕事を退職します。
「転職はきっとできる」、そう漠然と信じていたところ、介護を優先させてもらえる勤務先などないことに気が付きます。そんな時、ふと頭をよぎります。
「もしかしたら、自分で起業したらいいんじゃない?」

介護離職されたのち、ご自身が好きだった「片づけ」の分野から、1980年代にアメリカで誕生した「プロフェッショナル・オーガナイザー」の日本版、「一般社団法人 日本ライフオーガナイザー協会」の資格を取ります。(現在も協会に所属)

「起業への不安」─起業にあたっては、地元の商工会議所、創業スクール、県の「信州スタートアップステーション」などへ積極的に学びにゆきます。
それでも、<この仕事で本当に稼げるんだろうか?>という不安から、開業届を出すまで1年半以上、躊躇されていたそうです。
『事業計画書』の作成、曼荼羅チャートを用いた構図、いろんな計画を立てて、応援してくれる方から背中を押してもらい、2018年についに開業届を提出。

「事業主としての成長」─SNSの活用、名刺の作り方など、不得手だったことも周囲のサポートがあり、どんどん改善されていきます。
また、できる限り無料のツール、サービスを使って初期費用を抑えたり、マーケティング戦略はご自身の趣味が高じて学んだものを活かすなど、「事業主」としていろんなものを吸収されていきます。

「誰かと比べない。 “絶対評価”」─この時代、他者のSNSを見ると羨ましかったり自信をなくすことがあるかもしれませんが、揺らぐことがないよう 、“絶対評価” たるものが事業継続には必要とのことでした。

「あなたは何が好きですか?」─最後に参加者への問いかけで、第一部の講演会は終了しました。

この他、講演会の内容を、当会員のグラフィックレコーダー、三澤好美さんが図式でまとめてくださいました!ぜひご覧ください。

0630_グラフィックレコーダー_三澤さんより
【杜のくじら舎】グラフィックレコーダー:代表 三澤好美さん
https://kujira333.com/

【第2部 手づくり体験会】
さて、一体何を「手作り」したのでしょうか?
それは、開業届を出す前年に考案されたお片づけグッズ、「WaすれなクリップⓇ」です。
材料にWクリップを含むことや、「忘れないでね」の意味を込めたネーミングだそうです。

家の備蓄やストックが多すぎたり、もう無かったり、買い物を頼んだのに違うものを買ってこられたり…。そんな「日々の不便」解消のため、ご自身のために考案したのが始まりだそうです。

【WaすれなクリップⓇのご紹介】
https://peraichi.com/landing_pages/view/1p8t2

今回は、「Tsunaguオリジナル版・WaすれなクリップⓇ体験セット」をご用意しました!
Waすれなクリップ体験セット商品サイズは、タテ128㎜×ヨコ182㎜(B6)。
まず、パッケージデザイン(中面は説明書)を、デザイナー兼フォトグラファーの清野さんにデザインしていただきました。
そして、家庭用の備蓄・ストックを表す可愛い手書きのイラストは、グラフィックレコーダーとして活躍中の三澤好美さんにお願いしました。
お二人とも、Tsunaguの会員です。見事、「Tsunaguオリジナル」の体験セットが誕生!
参加者の皆さんには楽しんで作っていただきました♪
調味料などの日常ストックの他に、【防災備蓄】…いわゆる『ローリングストック』にも同じように活用することができます!

この商品は、CUBE様が「長野県SDGs推進企業」として、また農林水産省の「食品ロス削減国民運動(NO-FOODLOSS PROJECT)」の国民運動への参画・認証、そして消費者庁の食品ロス削減推進サポーターとしての活動にあたり、中心的な役割も果たしています。

商標登録も取得済みで、
・「SDGs」 ・「高齢者の買い物支援」 ・「災害時の防災備蓄管理」、
そして『就労支援』に役立てたいというのがうえむらさんの夢であり、願いです。

…仕事は、真剣にやればそれだけ大変であり、ストレスであり、人間関係の摩擦などもあり、まさに悩みの種であると思います。
それでも、誰かの役に立っている、必要とされていることが実感できた時、得られる喜びもこのうえないものと思います。
個人的にとても印象に残ったエピソードを最後に記します。

「好きなことを仕事にする…それだけに自分のこだわり、伝えたい想い、わかってほしいという欲はあるけれど、それ以上に大切なのは、“相手”が欲しいものが何か?を知ることも同じくらい大切だと思います

うえむら先生、素敵な講演会をありがとうございました!


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